旬のページ:2002年6月
ハナショウブ
アヤメ科/アヤメ属
多年草
学名:Iris ensata
別名:ショウブ、ジャパニーズアイリス
原産地:日本
6月なのに暑い日が続きますね。おまけに乾燥していますから、小関園芸では水やりで大忙し。
いつもは思わないのですが、今年は梅雨が少し待ち遠しい気分です。
でも梅雨に入れば、晴天が恋しくなるのは勝手なものです。(笑)
平年に無く暑い今年でも、”ハナショウブ"はしっかりと咲きました。
建物のすみに1列だけひっそりと植えられています。でもとてもきれいです。
”ハナショウブ”はアヤメ科の多年生草本で、この時期の代表的な花のひとつです。
ちなみに普通の”ショウブ”(菖蒲)はサトイモ科の多年草です。
別名では学名から”アイリス”と呼ばれています。こちらの方がなじみがあるのかも。
普通水辺などの湿った所に植えられ、初夏からつぼみをつけます。
”ハナショウブ”は園芸品種で、江戸時代頃から楽しまれました。
原種を”ノハナショウブ”と言い、よく似た形ですが花色が赤紫の一色しかありません。
小関園芸にある”ハナショウブ”の4色です。
ハナショウブは昔から日本で親しまれた花で、品種の名前にも
江戸系、肥後系や伊勢系といった名前が付けられています。
普通は湿地に植えられるのですが、小関園芸の庭では普通の場所に植えられています。
だから昼間は、暑さで少しバテ気味に見えますが、それでもしっかりと大きな花を咲かせます。
私もバテないようにがんばりたいと思います。