ブルーコーラル紹介
(旬のページ:2002年5月特集)
(製品に付属するポップラベル(左)と、挿しラベル(右))
育て方等はブルーコーラルのページへ。
2002年5月、小関園芸から新商品が発売されました。
その名は”ブルーコーラル”。
従来種アメリカンブルーの枝変わりを、約3年かけて固定させた新品種です。
品種登録を出願中です。(5月10日現在)
"ブルーコーラル”の特徴は、大きく3つあります。(アメリカンブルーと比較)
1.立ち性で、株張りがとても良い。
茎は細く直立性があり、葉も細く短い。
また基部からの分枝が多いので、枝数が非常に多い。(約3倍)
2.花数が多い
枝数が多いということは、花が一枝に数個付くので、花の数も多くなる。(約3倍)
3.植え替えたときの生育が非常に旺盛
ここが一番のポイントです。
枝数が多いので、植え替えたときも株張りが良くなるのは当然ですが、
生育のスピードが非常に早くなりました。
5月末に植え替えた3号ポットのブルーコーラルが、同年9月には約100個の花を
同時に咲かせたというデータもあります。(小関園芸にて調査)
アメリカンブルーと比較した写真を紹介します。
これは生育試験を行うために、同じ日に挿し木、ポット上げ、刈り込みを行っています。
--------Data--------
挿し木:2000年10月10日−200穴プラグトレーへ
ポット上げ:2001年1月11日−3号ポットへ植え替え
刈り込み1:2001年2月14日−土上4cmを目安に刈り込み
刈り込み2:2001年3月12日−土上4.5cmを目安に刈り込み
刈り込み3:2001年4月2日−土上5cmを目安に刈り込み
写真撮影は2001年6月9日です。
ブルーコーラル アメリカンブルー
アメリカンブルーはほふく性で、枝が伸びやすい性質があります。
しかも分枝性があまりよくないので、株張り良く花を多く付けるには
何度も刈り込まなくてはいけません。
昨年まで生産していたアメリカンブルーは、株張りを良くするために
出荷までに4〜5回の刈り込みを行っていました。
しかしこの”ブルーコーラル”は、写真のように3回の刈り込みでこれだけの株ができます。
花の数もとても多くなりました。
このブルーコーラルをプランター、大きい鉢などに植えれば...
説明するまでも無く夏中いっぱいの花を楽しめるでしょう。
しかもアメリカンブルーに劣る所がありません。
枝数、花数そして生育のスピードは勝ります。病害虫の抵抗性や耐暑性も同等です。
しいて言えば、立ち性のため寄せ植えなどで今までほふく性のアメリカンブルーを
植える場所にそのまま当てはまらないということぐらいでしょうか。
こんな新商品を宜しくお願いします。
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ozengei@leaf.email.ne.jp
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